宋美玄
今日は厚労省で、ACP(Advance Care Planning)を分かりやすく浸透しやすい言葉に置き換えて広めていくために、公募で集まった1000を超える愛称候補から選考する会議があり、選考委員として参加してきました。
現場の紅谷 浩之 (Hiroyuki Beniya)先生や医師会や大学の先生だけでなく、コピーをつくるプロなど多方面の専門家による委員会で、中身についてもちゃんと議論できてすごく有意義でした。
ちなみに、なんとお隣の席が、長らくお会いしてみたいと切望していた放送作家で「くまもん」や「おくりびと」の生みの親、小山薫堂さん!
やっぱりさすがで、すごく勉強になりました。
今日決めた5つの中からすでに使われていないかなどスクリーニングされ最終決定した愛称を11月30日に皆で記者会見予定です。
外見的な愛称だけを一人歩きさせるのではなく、きちんと内容も方法も普及啓発し、日常の中で当たり前に話し合えるようになるといいねと、話しています。
鈴木美穂
厚生労働省の記者クラブに記者としてつめていた日々(写真はその最終日)から約2年、最近急に厚労省の検討会や委員会に委員としてお声がけいただける機会が増えて、すごく嬉しいです。
というのも、記者として取材している立場だと、思うところがありまくっても(表立っては)意見できず、悶々とすることも多かったから…記者としては失格かもしれないですが、議論に参加させていただける方が自分が活き活きしているのがわかるのです。笑
そして、来月には下記二つの会議が始まります!
事情があって今は長い期間のものはお受けできないのですが、両方とも今年中にまとめる勢いのものです。 ◆上手な医療のかかり方を広める懇談会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01511.html
➡️患者の医療のかかり方はもちろん、それと対になる医療者の働き方改革、医療体制の整備など…参考になるご経験、ご意見、アイデアなどありましたら、ぜひ教えてください!そして、当日は傍聴も取材もできます。 ◆自らが望む人生の最終段階における医療・ケアを考える機会を広めるための「愛称」決定委員会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00775.html
➡️先日こちらでも告知させていただきましたが、今月14日までの一般公募には約1000のアイディアが集まり、それをそれぞれ読み込んで絞った上で来月末に話し合うことになっています。どうもありがとうございました!
厚労省の方々に「どんなメンバーがいいでしょう?」と聞かれる度に、「新しい流れを生むためにも、注目してもらうためにも、従来の省庁の会議では見たことないような攻めた人選も入れた方がいい!(その方が私も楽しい!)」と言い続けてきたのですが、その甲斐があったのか関係ないのかわかりませんが、この二つの会議、省庁の人選としてはかなり挑戦している感じがします。
小山薫堂さんや新浪剛史さんや小室淑恵さんなど王道でブッキングがいかにも難しそうな方々に加えて、小藪千豊さんにデーモン閣下…!!
どんな議論ができるのか、めちゃくちゃ楽しみです。
そして何よりその先にちゃんと価値のあるものにしたく、自分の小さな経験や今まで聞いてきた以上のものをもって臨めたらと思い、お詳しい方、これぞというご経験をお持ちの方、色々教えていただけたらありがたいです。
コメント欄でもメッセージでも、お返事できていなくても全て大切に読んでいますので、どうぞよろしくお願いいたします!
鈴木美穂
予防医療普及協会の #堀江貴文 さん、稲葉加奈子先生、提橋由幾さんと共に、子宮頚がんワクチンことHPVワクチンの積極的推奨再開を行政と政治家に求める記者会見に出席しました。
HPVワクチンは有効性、安全性共に科学的に決着がついているにも関わらず、政治的案件として積極的推奨が止まった状態が続いています。小6から高1の女性は公費で自己負担なく打つことが出来ますが、情報が与えられないまま対象年齢を過ぎてしまう方も多いでしょう。また、副作用の報道により不安や恐怖感が拭いきれない方も多いと思います。厚労省にはホームページやリーフレットで分かりやすく安心して打てる情報提供も求めたいです。
また、お越しいただいたメディアの方々には、3年ほど前の副作用報道から一転このワクチンについて沈黙が続いているが、科学的にも報道についても検証し、それを表に報道してほしい。黙っているだけと言うのは責任ある行動とは言えないと思うということと、いつまでも妥当性を欠いた両論併記で視聴者に責任を転嫁するのはやめていただきたいことをお伝えしました。
子宮頚がんワクチンが打たれないことによる被害者は未来の子宮頚がん患者であるため、多くの政治家にとっては今すぐ人気に繋がらない、むしろリスクとなる案件かと思います。しかし、有効性は明らかになってきていますので、この問題に取り組んでくださる骨のある政治家が多数現れることを熱望します。
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