江口寿史
お昼は天国にちょっと。
江口寿史
冷やし中華を食べても丸長。もう丸長でしかないこの凄み。どこでも食える冷やし中華ではない。ここでしか食えない食い物としか言いようがない。
この一杯だけで、この夏食べた幾多の冷やし中華を全て瞬殺で土俵下に蹴散らした。というかこの王者は戦ってもいない。そこに立つだけで凡百の冷やし中華は黙って場所を空けるだろう。
凄えな丸長。もはやここには正義も罪悪もない。身体に良いだの悪いだの、そんな小さなことは全て超越した一瞬の法悦があるだけだ。悪魔なのかもしれないし神なのかもしれない。凄えな丸長。
江口寿史
#無性に食べたくて#行列に並んでみた#30分以上並んで#つけそば#持ち帰りの焼き餃子&メンマ&つけそば#出てくるのと食べ終わりで30分#帰る時にはまた行列
金村義明
この2020年、未曾有の夏をこれで〆めようとやってきましたおなじみ荻窪 丸長。言わずもがなの「冷やし中華」だ。「丸長の冷やし中華」だ。
もう何度めか忘れたが、食うたびにこの店のこれを「冷やし中華」と呼ぶのはやはり無理があるのでは?との思いを強くしてきた。世の人が一般的に「冷やし中華」と聞いて想起するイメージ「サッパリした」「アッサリした」「涼しげな」食い物ではやはり全然ないからだ。
この店(とこの店を愛する人達)のある種の「熱」は「冷やし」と冠しても全然冷めてねえし。実際ちょっとぬるいし。竹の子(メンマ)にいたってはむしろほんのりあったかいし笑。
ただでさえ、外食で冷やし中華を食べる人の割合は少ないのだ。そんな中で冷やし中華を食べる人というのはおそらく「あまり食欲のないひと」か、暑い中、先に言ったような「サッパリしたひんやりしたモノ」を欲する人がほとんどだろう。そういう癒し的要素を冷やし中華に求める人には、この店の冷やし中華はあまりにもマッチョだ。トゥーマッチョだよ!!
だから今日からおれはこの食い物を「冷やし中華」と呼ぶのはやめようと決めた。「冷やし丸長」あるいは「皿丸長」と呼ぼう。今日からと言っても今年はもう食わないから来年からだ。来シーズンからそう呼ぼう。